公認会計士って難しいのに稼げないの?
勉強の意味ある?
「公認会計士」は難関資格なので合格できるか不安ですよね。また、合格後も本当に稼げるのか不明慮です。
事前にデメリットや注意点を把握した上で受験したいですよね。
▼よくある失敗談
・試験勉強に時間をかけすぎた
・信頼でしか仕事が取れない
・税理士の知り合い必須
・知人に依頼すると断りづらい
公認会計士と聞くと三大国家資格で難しい、稼げない、やりがいがないという噂を聞き勉強する意味が分からない人もいますよね。
ですが長期的なプランで進めていけば合格を狙える難易度、年収800万、監査の独占業務をもっている魅力的な資格です。
大変といわれる受験勉強もこの記事で教えるコツを掴めば効率的に勉強を進められます。
それでは早速、「公認会計士」の失敗談と後悔しないための選び方をご紹介していきます!
目次
「公認会計士」で後悔すること①試験勉強に時間をかけすぎた
公認会計士試験で100点満点を目指していたため、試験勉強に時間がかかりすぎたという声がありました。
実はコツがあり、60点を目指して簡単な問題を確実にとれば合格に近づけるという考え方も。
大学生との両立もできる
「公認会計士」で後悔すること②監査法人での長期勤務で仕事が取れない
公認会計士の資格取得から5年以上も監査法人にいたため、独立したときに信頼を得られず仕事が激減してしまったとの声がありました。
公認会計士合格後、稼ぐためには会計士3次試験合格後は税理士資格も取り独立をまずはする。
そして先輩のツテをあたるなどして自分の名前で信用を取る努力が必要です。
自分の信用を蓄積することが大切
「公認会計士」で後悔すること③税理士の知り合いがいないと稼げない
公認会計士は独立すると仕事を貰える先が重要になり、中でも税理士の知り合いがいないと痛手になるという声がありました。
税理士の知り合いを作るために税理士登録をして税理士会にも登録しておくことをおすすめします。
人脈がカギ
「公認会計士」で後悔すること④知人に依頼すると断りづらい
知人の公認会計士に依頼すると力不足と感じたときに、今後の人間関係に影響を及ぼすので断りづらく後悔したという声がありました。
例え知人が公認会計士でも、専門分野があるので自分の相談内容に合った公認会計士を選ぶようにしましょう。
今までの仕事実績や内容を吟味
「公認会計士」の失敗談
経営に近い存在だからこその失敗談
会計士監査にのめり込むと、いつかは粉飾会計事件に巻き込まれます。
これはやらないのが会計士監査の王道です。
解決しても、粉飾した会社社長からリベンジされる可能性があります。
危険です。
社長のそばで仕事ができる公認会計士だからこその人間関係のトラブル。
人脈作りが大切といっても1人の人間とばかり関わっていると自分の身を守れない場合も。
人間関係の取捨選択を行う能力も必要かもしれません。
高齢の公認会計士=ベテランではない
高齢ということもあり、仕事内容に不満がある時にはっきりとは言えない雰囲気だった。
もう少し年が若くてもフットワークが軽く、融通の利く人にすれば良かったです。
年寄り=経験値が高く良い とは限らないです。
公認会計士に相談する時に高齢だからベテランだと考えるのは早計です。
若くても実績を積んでいて信頼できる公認会計士は数多くいます。
公認会計士に相談する時は、年齢ではなく、実績と人として関わりやすいかという部分を判断材料にすると失敗しにくいです。
公認会計士|メリットとデメリット
独占業務で将来も安泰な公認会計士ですが、改めてメリットとデメリットを見ていきましょう。
・信頼でしか仕事が取れない
・税理士の知り合い必須
・知人に依頼すると断りづらい
・マイペースに働ける
・経営の中枢に立てる
・仕事にプライドが持てる
・独専業務で将来も安泰
・一生使える資格
・高収入
専門学校での勉強がおすすめ
公認会計士で後悔しないための選び方のコツ
試験には経済情勢を勉強する
公認会計士試験対策として経済情勢を掴んでおくことがコツです。
公認会計士は会社の経営に携わる人材なので、会社が置かれている経済についての知見を持ち合わせておく必要があると言えます。
ノウハウが身につく監査法人を選ぶ
公認会計士に合格したら厳しい会計、監査、税務、コンサルティングのノウハウが身につけられる監査法人にて経験を積みましょう。
決して大手の監査法人だから成長の糧になる経験ができるとは言えず、中小でしかできない経験もあります。
説明会に積極的に参加して情報をしっかり集めましょう。
専門・得意分野の実績を確認する
公認会計士に相談をするときは、相談内容に合った得意分野、専門分野の実績があるかを確認しましょう。
人として話しやすいかを確認する
公認会計士に相談する時は、相談のしやすさや融通が利くのかという人間関係の部分で自分に負担がないかを重視しましょう。
話したいことが話しにくいと労力、時間両方とも無駄にしてしまいます。
公認会計士おすすめ勉強法
テキストでの独学
公認会計士の勉強はまず簿記2・3級からスタートしますが、よくわかる簿記シリーズは独学でもスムーズに進められると人気なテキストです。
テキストでの独学
試験対策で必ず必要になる短答式過去問の問題集です。
必ず最新版を説いてから試験に臨みましょう!
公認会計士 通信講座
公認会計士を独学で目指す自信がない、短期間で詰め込みたい!という方におすすめなのが通信講座を利用する方法です。
結局どれがおすすめ?
- 独学派 ・・・よくわかる簿記シリーズ、短答式過去問題集
- 短期集中派・・・通信講座
公認会計士|口コミと評判
良い口コミ・評判
会計士で独立したい人へ。
— カイケイシー (@30s19) September 6, 2018
監査つまらないという人が多いけど、会計士しかできないのは監査だけ。監査できないとほかの何もできないよ。
FAASもTAXも全部そう。
会計的な嗅覚は監査で鍛えられるものだと思います。監査をさぼらないで。
私は2度目の受験で合格できましたが、1回目の受験までに相当量の時間と労力を使いました。
スタンバイより引用
当然1回目で合格することを目標に勉強するわけですが、基本を1年で身につけ、半年間は応用ができるように配分しながら学習しました。
私は会社勤務をしながらの受験でしたので、勉強時間の確保が重要でした。
スタンバイより引用
始業前の2時間、昼休みの1時間、就業後の3時間の6時間を確保すること。
週末は夜の予定以外はファミレスに引きこもって強制的に勉強する環境に持ち込むことを徹底していました。
公認会計士は”監査”の独占業務が認められているので他の仕事よりやりがいがあるという口コミがありました。
そんな魅力的な仕事である公認会計士の資格合格には相当な時間と労力が必要で勉強配分が重要との声も。
社会人受験者のみならず、強制的な勉強時間の確保を徹底しましょう。
勉強時間確保が必須
悪い口コミ・評判
アリナシじゃないんだけど、公認会計士持ってる友達が監査法人つまらないって言ってエンジニアやってるから、実現できるかのところがとても怪しい気がします。
— 和香 (@wiehLs_) June 26, 2019
ちなみに私は、経済学科でしたので、大学での経済学の勉強は少しだけ役に立ちました。
スタンバイより引用
独学での合格は絶対不可能とは言いませんが、極めて困難です。
専門学校に通って授業を受けることを強くお勧めします。
決められたカリキュラムをこなすことに注力すれば、1年半から2年程度で最初の試験を受けることができるようになります。
試験委員の癖や、考え方が試験問題にかなり反映されるので、著書を読んで自分の考え方を合わせる努力をした方がよいと思います。
公認会計士は業務内容があまり面白くないという悪い評判もありました。
せっかく合格しても自分の興味がない業務だとやりがいを見いだせないので、受験前に本当に公認会計士としてやっていきたいか自分に問い直しましょう。
また、独学合格は困難な道という声もあり、決められたカリキュラムをこなせば合格に近づく専門学校への通学がオススメとのことです。
自分に合った選択を
公認会計士|よくある疑問
公認会計士なんてやめとけと言われる理由は?
- 難度が高いので合格可能性が低いため
- 仕事内容がつまらないため
- 激務なことが多いため
公認会計士の資格は確かに医師・弁護士に並ぶ難関資格ではありますが、合格できるかは正直自分次第です。
また、仕事内容や激務を懸念する意見もありますが、働き方を選べたり、独占業務がある、経営に携われる点からやりがいも感られ、平均年収892万円と魅力的な職業です。
稼げないって本当?現実的な年収はいくら?
令和元年賃金構造基本統計調査をもとに計算すると公認会計士の年収は683万5,500円で、平均年収である500万6,900円を大きく上回っています。
また、年功序列のような年代が上がるにつれて年収が高くなる点は公認会計士も他職種同様です。
- 20代 ・・・600万円前後
- 30代前半 ・・・700万円代前後
- 40代前半 ・・・800万円代前後
- 40代後半以降・・・900~1,000万円超
一度資格取得をすれば経験を積むことで稼げると言えます。
人生の大逆転を狙っている方、周囲を見返したい方はチャレンジする価値が大いにあるでしょう。
難易度や合格率は?
資格 | 難易度 | 合格率(2016~2021年平均) | 勉強時間 |
公認会計士 | ☆☆☆☆☆ | 約10.6% | 3,500~4,000時間 |
社会保険労務士 | ☆☆☆☆☆ | 約6.5% | 800~1,000時間 |
宅地建物取引士 | ☆☆☆ | 約15%(過去10年平均) | 500時間 |
公認会計士は宅地建物取引士の合格率よりは合格率が低く決して簡単ではありません。
ですが、同じ難関資格である社会保険労務士の合格率は平均6.5%なのできちんと対策すれば十分合格を狙える難易度です。
独学の勉強時間は?
公認会計士の独学での勉強時間は3,500時間が1つの目安で、最低2,500時間は必要です。
一般的な受験期間は1.5~2年と想定すると1日あたり平均5時間と考えるとなんだか続けられそうです。
公認会計士|まとめ
公認会計士は3大国家資格なので難しそうと嫌煙されがちですが、継続的に学習を進めれば合格を狙える資格です。
また、自由なスタイルでやりがいを持ちながら高収入を稼げる魅力的な職業です。
独学ではモチベーション維持が難しいと感じる人はぜひ予備校などの選択も検討してみてください。
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