- Kucoinの本人確認の種類・必要な書類
- Kucoinでの本人確認の進め方
- Kucoinで本人確認しておくメリット
- Kucoinで本人確認できない時の原因・対処
結論、Kucoinは本人確認(KYC)が必須な海外取引所です。
万が一本人確認を進めていないと機能が大きく制限され、トラブル時に対応してもらえない可能性も…。
この記事を読めば、Kucoinでの本人確認手順を押さえられる!
本人確認が拒否された際の原因・対処方法にも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
【Kucoinは海外取引所が初めての方にもおすすめ!】
Kucoinは750種類以上の取り扱い通貨数、低コストでの取引が特徴の取引所です。
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Kucoin(クーコイン)の本人確認(KYC)の基本情報
ここではまず、本人確認(KYC)の概要や種類について解説します。
これからKucoinを利用する方・本人確認を進める方は要チェックです!
そもそも本人確認(KYC)とは?
本人確認とは、「ユーザーが本人であるかを確認するための手続き」のことです。
本人確認が必要な理由はズバリ、仮想通貨による不正・詐欺等を防ぐためです。
仮想通貨は現在、法整備が進んでいないことから、悪意のあるユーザーによる不正利用が後を絶ちません。
たとえば、詐欺で盗んだ資金の出所を分からなくする、「マネーロンダリング」が横行しています。
マネーロンダリングとは?
日本語で言うと「資金洗浄」を意味します。
盗んだ資金を何工程にも分けて換金・送金することで、資金の出所を隠す方法です。
上記のような不正を防ぐため、仮想通貨取引所は本人確認を導入しています。
国内取引所ではすでに本人確認が必須化されていますが、海外取引所はまだ任意のところが多いのが現状です。
本人確認(KYC)は、仮想通貨による不正を防ぐために必要!
2023年から本人確認(KYC)が必須化
Kucoinでは2023年より、本人確認(KYC)が必須化されました。
仮に本人確認を進めていない場合、以下の機能しか使えなくなります。
- 現物取引の売り注文
- 先物取引のポジション解消
- 信用取引のポジション解消
- KuCoin Earnの償還
- Kucoinからの出金
現物の購入や入金ができなくなるため、取引所として利用する上では不便です。
セキュリティ対策の一環にもなるので、口座開設後は真っ先に本人確認を済ませておきましょう。
「Kucoinは本人確認不要!」と記載されている記事は、情報が古いので注意してくださいね!
本人確認は2種類用意されている
Kucoinの本人確認は、以下の2種類に分類されています。
本人確認の種類 | 申請タイミング |
---|---|
基本機能 | 口座開設と同時に申請が行われる |
高度な機能 | 口座開設後に自分で申請を行う |
Kucoinでの本人確認とは、一般的に「高度な機能」を指しています。
高度な機能では国内取引所と同様、身分証明書の提出や顔認証による申請が必須です。
申請自体は3〜4分程度で済むので、時間を見つけて進めておきましょう。
Kucoinの本人確認では、身分証明書の提出&顔認証が必要!
本人確認に必要になる書類一覧
Kucoinの本人確認で準備する書類は、以下のいずれか1つで構いません。
- 身分証明書(マイナンバーカードなど)
- パスポート
- 運転免許証
上記のとおり、顔写真が添付されている書類が、本人確認書類として有効です。
本人確認では「身分証明書・パスポート・運転免許証」のうち、どれか1つを準備しておく!
Kucoin(クーコイン)で本人確認(KYC)しておくメリット
上記でもお伝えしたとおり、Kucoinでは本人確認を進めることで取引所の利便性が高まります。
ここでは、Kucoinで本人確認を進めておく5つのメリットを解説します。
- トラブル時にアカウント復旧ができる
- 最大レバレッジ100倍の取引ができる
- 出金上限が解放される
- P2P取引の取引上限が解放される
- 法定通貨を入金できる
トラブル時にアカウント復旧ができる
Kucoinの本人確認を進めることで、トラブルに見舞われた際のアカウント復旧が可能になります。
アカウント復旧には、ユーザーが提供する個人情報が必要です。
仮に本人確認なしのアカウントを第三者に乗っ取られた場合、アカウントの復旧作業はかなり厳しいでしょう。
本人確認を進めて情報提供しておけば、Kucoinによるアカウント復旧への対応も可能です。
Kucoinサポートに問い合わせることで、万が一の時に口座情報を迅速に回復できます!
最大レバレッジ100倍の取引ができる
本人確認を進めれば、先物取引において最大100倍のレバレッジ取引が可能になります。
レバレッジとは?
少額からでも大きな取引ができる仕組みのこと。
たとえばレバレッジ倍率が2倍の時、元手が10万円であれば20万円分の取引が行えます。
本人確認の種類による最大レバレッジ倍率は、以下のとおりです。
- 基本機能:最大レバレッジ倍率20倍
- 高度な機能:最大レバレッジ倍率100倍
基本機能のレバレッジ倍率でも、国内取引所のレバレッジ上限と比べると高めの設定です。
さらに高度な機能まで本人確認を進めれば、最大レバレッジ100倍から効率よく取引を行えます。
出金上限が解放される
本人確認を進めることで、1日の出金上限額が解放される点もメリット。
出金上限額は、本人確認の種類によって以下のように異なります。
本人確認の種類 | 出金上限額 (BTC) | 日本円換算 |
---|---|---|
基本機能 | 1BTC/日 | 約360万円 |
高度な機能 | 200BTC/日 | 約70億円 |
個人レベルで資金を運用しているのなら、1BTCでも十分な出金限度額といえます。
しかし、運用資金が1BTCよりも多くなる場合は、高度な機能まで済ませておくと安心です。
P2P取引の取引上限が解放される
1日の出金上限額とあわせて、P2P取引の上限額も解放されます。
P2P取引とは?
取引所を介さず、ユーザー同士が直接取引を行う方法です。
売り手が提示する条件から、法定通貨を利用して仮想通貨を取引できます。
P2P取引の上限解放額は、本人確認の種類によって以下のように異なります。
本人確認の種類 | 取引上限額 (ドル) | 日本円換算 |
---|---|---|
基本機能 | 2,000米ドル/日 | 約26万円 |
高度な機能 | 500,000米ドル/日 | 約6,500万円 |
しかし、P2P取引は日本円での売り手が限りなく少ないため、本人確認のメリットとしては薄めです。
P2P取引の上限額は、基本機能だけでも十分といえるでしょう。
法定通貨を入金できる
本人確認を進めることで、Kucoinに法定通貨を入金できるようになる点もメリットです。
高度な機能の申請を行えば、クレジットカードを利用して入金を進められます。
しかしKucoinでは現状、ほとんどの法定通貨がメンテナンス中であり、入金を進められない状況です。
仮に低コストで入金を進めたいなら、国内取引所を利用した仮想通貨入金がおすすめです。
詳しい入金手順については、以下の記事をチェックしてみてください。
【デバイス別】Kucoin(クーコイン)の本人確認(KYC)設定手順
ここでは、Kucoinで本人確認を進める手順について解説します。
パソコン・スマホの両方に対応しているので、ご利用のデバイスから作業を進めてください!
パソコンから本人確認を進める手順
パソコンから本人確認を進める手順は、以下のとおりです。
- 個人情報の入力
- 本人確認のアップロード
- 顔認証を進める
まずは、Kucoinのプロフィールアイコンにカーソルをあわせ、「本人確認」をクリック。
その後、高度な機能の「確認」をクリックして進めます。
続いて、「同意して続行」をクリックし、個人情報の入力に進みます。
以下の項目を入力し、最後に「次へ」をクリックしてください。
- 自身の居住国
- 自身の名前
- 自身の名字
- 提出する本人確認書類
- 本人確認書類の番号
続いて、本人確認書類のアップロードに進みます。
画面に表示されたQRコードをスマホでスキャンし、Kucoinアプリをダウンロードしましょう。
Kucoinアプリをダウンロード後にログインを進め、アプリホームの右上からスキャンアイコンをタップ。
今度は右側のQRコードをKucoinアプリで読み取り、スマホから作業を進めます。
Kucoinアプリから、「同意して続行」→「情報は正確です」の順にタップ。
続いて、先ほど選択した本人確認書類の撮影を進めます。
本人確認書類の表裏を撮影し、アップロードの確認画面から「確認」をタップしてください。
本人確認書類の撮影終了後、顔認証に進みます。
Kucoinアプリのガイダンスにしたがって、撮影を進めましょう。
撮影完了後、Kucoinによって申請内容の検証が行われます。
スマホアプリから本人確認を進める手順
スマホアプリでの本人確認は以下のとおり、基本的にパソコンと同じ手順で進められます。
- 個人情報の入力
- 本人確認書類のアップロード
- 顔認証を進める
プロフィールアイコンをタップし、自身のアカウント名をタップ。
その後、「確認」をタップして本人確認を進めます。
本人確認書類のアップロードを進めます。
「同意して続行」をタップし、以下の個人情報を入力して「次へ」をタップしましょう。
- 自身の居住国
- 自身の名前
- 自身の名字
- 提出する本人確認書類
- 本人確認書類の番号
続いて、スマホのカメラが起動するので、本人確認書類の撮影を進めます。
上記で選択した本人確認書類の表裏を撮影し、次の作業に移りましょう。
本人確認書類の提出後、最後に顔認証を進めます。
ガイダンスにしたがって認証を行えば、本人確認の申請完了です。
Kucoin(クーコイン)で本人確認(KYC)できない時の原因・対処法
本人確認を申請したとはいえ、運営から拒否されるパターンも少なくありません。
Kucoinから本人確認申請が拒否される理由は、大きく分けて以下の3つです。
- 本人確認書類と入力情報が一致していない
- 撮影した写真が不鮮明
- 利用できない書類を提出している
本人確認書類と入力情報が一致していない
本人確認で提出した書類と入力内容が一致していないケースがあります。
- 本人確認書類の名前と入力した名前が異なる
- 本人確認書類に記載されている番号と入力した番号が異なる
上記のように入力内容が一致しない場合、基本的に本人確認の申請は拒否されます。
対処方法としては、再度本人確認する際に入力ミスがないかをチェックすることです。
特に本人確認書類の番号は間違いやすいので、何度も見返して誤りがないかを確認してください。
撮影した写真が不鮮明
撮影した本人確認書類が不鮮明な場合も、本人確認の申請が拒否される可能性が高いです。
不鮮明な本人確認書類では、ユーザーと提出された情報を結びつけられません。
書類の撮影後、「少し見づらいかな…」と感じたら、本人確認書類を再撮影してください。
アップロードの確認画面で「キャンセル」を選択すれば、提出書類の再撮影を進められます。
撮影した書類の情報を読み取れるかを確認したのち、書類のアップロードを進めましょう。
利用できない書類を提出している
本人確認で利用できない書類を提出している場合は申請が拒否されます。
上記でもお伝えしたとおり、Kucoinの本人確認に対応した書類は以下の3つのみです。
- 身分証明書(マイナンバーカードなど)
- パスポート
- 運転免許証
どれも証明写真付きの、国が正式に発行している書類です。
再度本人確認を行う際は、上記の3つのうちのいずれか1つを手元に置いて作業を進めてください。
健康保険証や住民票といった書類は、本人確認で利用できないので注意!
【補足】上手く進められない場合はKucoinへ問い合わせる
上手く本人確認を進められない時は、Kucoinへ問い合わせしてみるのも手です。
Kucoinへの問い合わせは、画面下のメニューの「チケットを送信」から行えます。
詳しい問い合わせ方法は、以下を参考にしてください。
本人確認が進まない時の問い合わせ方法!
まずはKucoinの公式サイトの画面下から、「チケットを送信」をクリックします。
ここからは実際にサポート内容の入力を進めます。
まずはリクエストの欄から「本人確認(個人・法人)」をクリック。
リクエストを選択すると、件名や説明欄といった詳細項目が一覧で表示されます。
ここで入力するべき項目は、以下のとおりです。
- メールアドレス
- 登録メールアドレス・電話番号
- 件名
- 説明
- 優先度
- 添付ファイル(任意)
上記の項目を入力した後は「送信」をクリックし、Kucoinからの回答を待ちましょう。
【Q&A】Kucoin(クーコイン)の本人確認(KYC)でよくある質問と回答
最後に、Kucoinの本人確認でよくある質問について回答します。
- Kucoin(クーコイン)での本人確認の審査はどのくらい時間がかかる?
-
本人確認の申請後、Kucoin側の審査は2日程度かかります。
審査期間の間は、出金やレバレッジ倍率に上限がある状態なので注意しましょう。
- Kucoin(クーコイン)にアップロードする画像には条件がある?
-
Kucoinへ提出する本人確認書類の画像は、以下のような規定があります。
- 画像サイズは4MB未満であること
- 画像の形式はJPG・PNGのみの対応
上記の規定をクリアした画像を準備し、本人確認に利用してください。
- Kucoin(クーコイン)は日本人でも本人確認できるの?
-
Kucoinは日本人でも本人確認を進められます。
しかし、過去にKucoinは日本人向けサービスを停止しており、本人確認を進められなかった時期も…。
Kucoinと日本人の関係性については、以下記事をご覧ください。
Kucoin(クーコイン)は日本人でも使える?過去にサービス停止された背景も解説 この記事でわかること Kucoinは日本人でも利用できる取引所なのか Kucoinが日本人サービスを一時停止していた背景 Kucoinを利用するメリット・デメリット Kucoinで口座… - Kucoin(クーコイン)の本人確認に失敗した際は再申請できる?
-
Kucoinでは、本人確認の再申請に対応しています。
再申請にあたって特に上限等もないので、何度でも再申請可能です。
- Kucoin(クーコイン)の本人確認には危険やリスクはある?
-
Kucoinは中央集権型の取引所のため、ハッキングのリスクが考えられます。
本人確認によって預けた情報が流出し、第三者に悪用される可能性もゼロではありません。
アカウントのセキュリティを高めるためにも、本人確認は積極的に進めておきたいですが、必ず上記のリスクを考慮したうえで申請を進めてください。
- Kucoin(クーコイン)の本人確認と二段階認証は同じ扱いなの?
-
本人確認と二段階認証はまったくの別物です。
二段階認証とは?
自身のアカウントセキュリティを高める設定のひとつ。
第三者による不正ログインを防ぎ、アカウントの勝手な利用を避けることが可能です。設定手順については、以下記事を参考にしてください。
Kucoin(クーコイン)の使い方総まとめ!初期設定から出金方法までを完全網羅 Kucoinの特徴 最大0.1%の安価な取引手数料 仮想通貨取引までがスムーズ 700種類を超える取り扱い通貨数 DeFiサービスで収益化できる 公式サイトが日本語に対応 結論、K…
【まとめ】Kucoin(クーコイン)の本人確認(KYC)手順を解説
ここまで、Kucoinの本人確認の基本情報や詳しい申請手順について解説しました。
今回の内容をまとめると、以下のとおりです。
- Kucoinは2023年より本人確認(KYC)が必須になった
- 本人確認には「基本機能」「高度な機能」の2種類がある
- 本人確認を進めておくと、アカウント復旧やレバレッジ上限解放などのメリットあり
- 本人確認が上手く進められない場合は、Kucoinの運営に問い合わせる
Kucoinで本人確認を済ませていないと、仮想通貨の購入や入金を進められません。
本人確認は必要書類を準備するだけでよいので、申請自体は3〜4分程度と短時間で行えます。
これからKucoinを利用する方は、必ず本人確認を済ませて仮想通貨取引を進めてみてくださいね!
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