- Gate.ioの取引履歴を確認する方法
- Gate.ioの入出金履歴を確認する方法
- Gate.ioで保有している通貨を確認する方法
- Gate.ioの取引履歴から損益を計算する方法
Gate.ioでは取引や入出金の履歴をパソコンやスマホアプリで確認できます。
しかし、正しい確認方法を理解しておかないと、仮想通貨の損益を把握することは難しいです。
でもこの記事を読めば、取引履歴の確認方法がよくわかる!
Gate.ioで取引した仮想通貨の確定申告をしたい方などは、ぜひ最後までご覧ください。
Gate.io(ゲート)の取引履歴を確認・ダウンロードする方法
Gate.ioでは取引履歴の確認やダウンロードが可能です。
履歴を確認できる取引の種類は、大きく分けて以下の3つ。
- 現物取引
- 先物取引
- その他の取引
それぞれの手順をパソコンとスマホアプリに分けて解説していきます。
現物取引
Gate.ioで現物取引の履歴を確認・ダウンロードする手順を解説します。
パソコン編
現物取引の履歴をパソコンで確認する手順は以下のとおりです。
現物取引の履歴確認方法(パソコン編)
まずは、Gate.ioの公式サイトの画面右上「ログイン」をクリック。
- メールアドレス
- パスワード
上記を入力し、Gate.ioにログインしましょう。
Gate.ioにログインできない方は、こちらの記事を参考にしてください。
画面右上「注文」の「クラシック口座」から「現物注文」をクリック。
表示された画面左のメニューから「取引履歴」をクリックしてください。
続いて、取引履歴を表示したい期間を入力します。
一度に表示できる履歴の期間は、最大90日間です。
取引期間を入力したら、右側の「フィルター」をクリック。
画面下部(画像の矢印)に指定した期間の取引履歴が表示されます。
以上で、現物取引の履歴確認は完了です。
なお、履歴をダウンロードする場合は「ダウンロード」か「一括ダウンロード」をクリックしましょう。
「ダウンロード」をクリック後、再度ダウンロードしたい履歴の期間を入力します。
続いて、右側の「申請書を提出」をクリック。
申請書の提出回数は、最大で月10回です。
画面下部(矢印部分)に申請状況が表示されたら、履歴のダウンロード申請は完了です。
スマホアプリ編
Gate.ioではスマホアプリで取引履歴を確認できます。
まだGate.ioのスマホアプリを使っていない方は、こちらからダウンロードしましょう。
スマホアプリを使って現物取引の履歴を確認する手順は以下のとおりです。
現物取引の履歴確認方法(スマホアプリ編)
Gate.ioのアプリを起動し、画面左上「人物マーク」をタップ。
次に、画面上部の「ログイン / 登録」をタップします。
- メールアドレス
- パスワード
上記を入力し、Gate.ioにログインしましょう。
もしGate.ioにログインできない場合、こちらの記事を参考にしてください。
Gate.ioにログインしたら、画面下部の「取引」を選択。
次に、画面上部「現物…」をタップしましょう。
現物注文の画面を下にスクロールし、「トレード履歴」を選択。
続いて、画像の右側にあるマークをタップしましょう。
次に「履歴」を選択後、画像の右側にあるマークをタップ。
「フィルター」の画面が表示されたら、確認したい履歴の取引期間を設定します。
表示される履歴の期間は、最大90日間です。
期間を入力したら、「了解」をタップ。
以上の操作で、現物取引の取引履歴が表示されます。
なお、Gate.ioのスマホアプリでは取引履歴のダウンロードができません。
確定申告等でGate.ioの取引履歴が必要な方は、パソコンから操作してくださいね。
先物取引
Gate.ioで先物取引の取引履歴を確認・ダウンロードする手順を解説します。
パソコン編
Gate.ioで先物取引の履歴を確認する手順は以下のとおりです。
先物取引の履歴確認方法(パソコン編)
まず、ホーム画面右上の「ウォレット」から「取引」をクリック。
次に、取引方法で「先物取引ペア」を選択しましょう。
- 取引した通貨
- 取引した期間
上記を入力し、右側の「フィルター」をクリックしましょう。
一度に表示可能な履歴期間は、最大90日間です。
以上の操作で、画面下部(矢印部分)に取引履歴が表示されます。
また、履歴をダウンロードする場合は「ダウンロード」か「一括でデータを要求」をクリックしてください。
画面下部の矢印部分に申請状況が表示されたら、履歴のダウンロード手順は完了です。
申請書提出の上限は月10回です。
スマホアプリ編
先物取引の履歴をスマホアプリで確認する手順は以下のとおりです。
先物取引の履歴確認方法(スマホアプリ編)
Gate.ioにログインしたら、画面下部の「無期限」をタップ。
次に、画面上部「USDⓈ–M PERP」をタップします。
先物注文の画面を下にスクロールし、「注文」を選択。
次に、画面右の(矢印で示す)マークをタップしましょう。
「注文履歴」または「トレード履歴」をタップ。
画像の矢印部分に先物取引の履歴が表示されれば操作完了です。
Gate.ioのスマホアプリでは先物取引の履歴をダウンロードできません。
確定申告等でGate.ioの取引履歴が必要な方は、パソコンから操作してください。
その他の取引
Gate.ioでその他の取引履歴を確認・ダウンロードする手順を解説します。
パソコン編
現物取引と先物取引を除き、Gate.ioで履歴を確認できる取引の種類は以下のとおりです。
- 分離マージン注文
- 無期限先物注文
- デリバリー先物注文
- ステーキング
確認手順を解説します。
取引履歴の確認方法(パソコン編)
左のメニューバーから確認したい取引方法を選択します。
取引方法を選択したら、「取引履歴」をクリック。
- 取引通貨(市場)
- 取引期間
確認したい取引履歴の情報を入力し、「フィルター」または「表示」をクリックしてください。
一度に表示可能な履歴の期間は、最大90日間です。
以上の操作で、画面下部に取引履歴が表示されます。
履歴をダウンロードする場合は「ダウンロード」か「一括ダウンロード」をクリックしてください。
下記画像の下部(矢印部分)に申請状況が表示されれば、履歴のダウンロード操作は完了です。
申請書は月10回まで提出できます。
申請後に取引履歴がメールで送信されるため、随時受信ボックスを確認しましょう。
スマホアプリ編
現物取引、先物取引以外の取引履歴をスマホアプリで確認する方法を解説します。
スマホアプリで履歴を確認できる取引の種類は以下のとおりです。
- レバレッジ注文
- デリバティブ注文
- ワラント&CBCC注文
それぞれの履歴確認方法は、現物取引や先物取引とほぼ同じ操作で完了します。
レバレッジ注文の場合
- 画面下部の「取引」を選択し、「レバレッジ」を選択
- 画面を下にスクロールし、「トレード履歴」で画像にある右側のマークをタップ
- 「履歴」を選択し、画面右側のマークをタップ
- 表示したい履歴の期間を設定
- 取引履歴の表示
画像付きの詳しい手順は、こちらを参考にしてください。
デリバティブ注文、ワラント&CBCC注文の場合
- 画面下部「無期限」を選択し、「デリバティブ注文」か「ワラント&CBCC注文」を選択
- 画面を下にスクロールし、「注文」から画像の右側にあるマークをタップ
- 「注文履歴」または「トレード履歴」をタップ
- 取引履歴の表示
画像付きの詳しい手順は、こちらを参考にしてください。
Gate.io(ゲート)の入出金履歴を確認・ダウンロードする方法
Gate.ioで入出金履歴を確認・ダウンロードする方法を解説します。
パソコン編
パソコンからGate.ioの入出金履歴を確認する方法を解説します。
入出金履歴の確認方法(パソコン編)
次に、取引の「全て」を選択し、画面右上「一括でデータを要求」をクリックしましょう。
最後に履歴を確認したい入出金の期間を入力し、「申請書を提出」をクリックしてください。
一度に表示可能な履歴の期間は、最大90日間です。
以上で、入出金履歴の確認操作は完了です。
スマホアプリ編
スマホアプリでGate.ioの入出金履歴を確認する方法を解説します。
入出金履歴の確認方法(スマホアプリ編)
Gate.ioのアプリを起動し、ホーム画面右下「ウォレット」をタップ。
次に、ウォレットの画面で「入金」をタップします。
入金方法は「オンチェーン入金」を選択しましょう。
入金した通貨を選択する画面で、画像の右上(矢印で示す)のマークをタップ。
入金履歴を確認したい場合は「入金」をタップします。
出金履歴を確認したい場合は「出金」をタップ。
以上の操作で、Gate.ioの入出金履歴を確認できます。
スマホアプリではGate.ioの入出金履歴をダウンロードできません。
確定申告で入出金履歴が必要な方は、パソコンを使ってダウンロードしてください。
Gate.ioの取引履歴で保有している通貨を確認する方法
Gate.ioで保有している通貨を確認する方法を解説します。
パソコン編
Gate.ioで保有している通貨をパソコンから確認する手順を解説します。
保有通貨の確認方法(パソコン編)
Gate.ioで保有している仮想通貨は、取引口座ごとに確認ができます。
まずGate.ioのホーム画面右上「ウォレット」の「クラシック口座」をクリック。
続いて、仮想通貨を保有している口座を選択してください。
口座の種類を選択したら、その口座で保有している通貨が画面下部に表示されます。
保有している通貨の種類が多い場合、検索窓を利用するとスムーズに探せますよ。
スマホアプリ編
Gate.ioで保有している通貨をスマホアプリで確認する手順を解説します。
保有通貨の確認方法(スマホアプリ編)
まずはGate.ioのアプリを起動し、ホーム画面右下「ウォレット」をタップ。
次に、仮想通貨を保有している口座を選択しましょう。
現物口座を選択すると、口座内に保有している通貨が表示されます。
保有している通貨の種類が多い場合、検索窓を使ってスムーズに見つけましょう。
Gate.io(ゲート)の取引履歴から損益を計算する方法
Gate.ioの取引履歴から損益を計算する方法を解説します。
仮想通貨の損益計算方法
仮想通貨取引の損益は、取引所の取引履歴をもとに計算します。
売却額−所得額(平均単価×売却数)=損益
具体的な損益計算方法は、主に以下の2つ。
- 総平均法
- 移動平均法
それぞれ解説しますね。
総平均法
総平均法は、1年間で購入した仮想通貨の合計金額を平均して損益を計算する方法です。
具体例として、1年間で3BTC(ビットコイン)を購入・売却した場合で説明します。
前提条件
- 購入時レートは1BTC=70万円、100万円、150万円でそれぞれ1BTCずつ購入
- 売却時レートは1BTC=130万円で3BTCを売却
上記の条件で総平均法を用いた場合、損益計算は以下のとおりです。
- BTCの購入額(合計)
=70万円+100万円+150万円=320万円 - BTCの売却額(合計)
=130万円×3BTC=390万円 - 損益
=390万円(売却額)−320万円(購入額)=70万円
今回の例では、合計70万円の利益が出たことになりますね。
仮想通貨の確定申告では計算方法の変更申請をしない場合、総平均法で計算されます。
移動平均法
移動平均法は、仮想通貨を購入するたびに損益を計算する方法です。
具体例として、先ほどと同様に1年間で3BTC(ビットコイン)を購入・売却した場合で説明します。
前提条件
- 購入時レートは1BTC=70万円、100万円、150万円でそれぞれ1BTCずつ購入
- 売却時レートは1BTC=130万円で3BTCを売却
上記の条件で移動平均法を用いた場合、損益計算は以下のとおりです。
- 1BTC=70万円で1BTCを購入
→1BTCの価格は70万円 - 1BTC=100万円で1BTCを購入
→2BTC(70万円+100万円)÷2
=1BTCの価格は85万円 - 1BTC=150万円で1BTCを購入
→3BTC(85万円×2+150万円)÷3
=1BTCの価格は約107万円 - 1BTC=130万円で3BTCを売却
→売却額(130万円×3=390万円)−購入額(約107万円×3=約321万円)
=利益(約70万円)
このように、移動平均法では仮想通貨を購入するごとに平均単価を計算し、その単価を元に計算するのです。
移動平均法で仮想通貨の損益計算を行う場合、税務署に計算方法の変更を申請する必要があります。
計算方法は3年間変更できないため、移動平均法で損益計算をしたい方は早めに所轄の税務署で変更申請を行ってください。
仮想通貨の損益計算には専用ツールがおすすめ
仮想通貨の損益計算には専用ツールの利用をおすすめします。
なぜなら、誰でも簡単かつスピーディーに計算できるから。
仮想通貨の損益計算ツールを利用した場合、以下の手順で損益計算が完了します。
- 仮想通貨取引所ごとに必要な取引データをダウンロード
- 専用ツールに取引データをインポート
- 自動で損益計算が完了
なかでもおすすめの損益計算ツールは以下の2つ。
Gate.ioを含む海外取引所は有料ですが、公式サイトで詳しく使用方法が解説されているため初心者でも利用しやすいです。
損益計算に必要な書類一覧
仮想通貨の損益計算に必要な書類は、取引所や専用ツールごとに異なります。
例として、GtaxやCryptactを使って損益計算を行う場合、必要な書類は以下の2つです。
- 取引履歴
- 入出金履歴
履歴をダウンロードする方法について詳しく知りたい方は、以下を参考にしてください。
>>取引履歴のダウンロード方法
>>入出金履歴のダウンロード方法
Gate.io(ゲート)の取引履歴に関するQ&A
Gate.ioの取引履歴に関するよくある質問に回答します。
- Gate.ioで得た収入の確定申告に必要な書類は?
-
Gate.ioでの確定申告に必要な書類は、利用する損益計算ツールごとに異なる場合があります。
Gtax(ジータックス)の場合、収益計算に必要な書類は以下の2つです。
- 取引履歴
- 入出金履歴
本記事では確定申告に必要な書類のダウンロード方法についても解説しています。
- Gate.ioで取引履歴を確認できる取引の種類は?
-
Gate.ioで履歴を確認できる取引の種類は、以下のとおりです。
パソコンで確認できる取引履歴
- 現物注文
- 先物注文
- 分離マージン注文
- 無期限先物注文
- デリバリー先物注文
- ステーキング
アプリで確認できる取引履歴
- 現物注文
- 先物注文
- 無期限先物注文(レバレッジ取引)
- デリバティブ注文
- ワラント&CBCC注文
スマホアプリでは履歴を確認できる取引の種類に制限があるため、必要に応じてパソコンでの確認を行いましょう。
- Gate.ioの送金手数料は出金履歴に反映される?
-
Gate.ioの送金手数料は、出金履歴には反映されません。
ただし、手数料を確認することは可能です。
確認手順は以下を参考にしてください。
Gate.ioで送金手数料を確認する方法はこちら!
STEP「直近の出金」で「すべての取引」を選択画面を下にスクロールすると、「直近の出金」が表示されます。
そこで、「すべての取引」をクリックしてください。
STEP送金通貨の詳細が表示され、手数料を確認「すべての取引」でこれまでの送金履歴が表示されます。
出金時の手数料を確認しましょう。
画面右上の「もっと▷」をクリックすると、出金期間を設定して検索できます。
出金回数が多い方はこちらを利用するとスムーズに目的の通貨が見つかるでしょう。
- 仮想通貨の確定申告でおすすめのツールは?
-
仮想通貨の確定申告を行う場合、まずは年間の損益計算を行います。
おすすめの収益計算ツールは、以下の2つです。
なかでもGtaxは年間取引回数100件までは無料で利用できるため、初めて仮想通貨の確定申告をする方におすすめです。
Gate.ioを含む海外の仮想通貨取引所は無料版で使用できない点に注意しましょう。
- 仮想通貨の確定申告に取引履歴以外の履歴が必要なのはなぜ?
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仮想通貨の損益計算を正しく計算するためには、Gate.ioの入金履歴も必要となります。
なぜなら、Gate.ioは仮想通貨を入金するから。
Gate.ioに入金された仮想通貨の価格がわからない場合、Gate.ioで通貨交換により購入した通貨の価格も正しく計算ができません。
そのため、仮想通貨の確定申告には取引履歴以外に入金履歴も必要となります。
- Gate.ioで保有している通貨の確認方法は?
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Gate.ioでは保有している通貨を口座ごとに確認できます。
保有通貨の確認手順(パソコン編)
- 「ウォレット」の「クラシック口座」から確認したい口座をクリック
- 取引口座内に保有している通貨が表示される
保有通貨の確認手順(アプリ編)
- アプリを起動し、「ウォレット」をタップ
- 仮想通貨の保有口座を選択して確認
保有している通貨の確認方法は、こちらで詳しく解説しています。
- Gate.ioで得た収入を確定申告する方法は?
-
Gate.ioで得た収入を確定申告する場合、まずは年間の損益計算を行います。
専用ツールで損益が確定したら、国税庁のホームページ等を活用し確定申告を行ってください。
- Gate.ioで注文した取引をキャンセル・変更できる?
-
Gate.ioでは、すでに注文した取引をキャンセルまたは変更できる場合があります。
それは、取引板に乗せる注文をした場合です。
キャンセル・変更が可能な取引
- 指値注文
- 先物取引
- 無期限先物取引 など
これらは未来の取引を約束する注文方法であるため、決済が完了していなければキャンセルや変更ができる場合があります。
【まとめ】Gate.io(ゲート)の取引履歴を確認して正しく確定申告をしよう!
本記事ではGate.ioの取引履歴について解説しました。
Gate.ioは取引の種類が豊富であるうえに、それぞれの取引履歴をパソコンやスマホアプリで確認できます。
また仮想通貨の損益計算を行う場合、専用の計算ツール(Gtax、Cryptactなど)を使うことでスムーズに完了することがわかりましたね。
なお、仮想通貨の確定申告をする際には取引や入出金の履歴を準備する必要があります。
Gate.ioではパソコンを使ってダウンロードできるため、本記事を参考に仮想通貨の損益計算を行いましょう。